ACTIVITY

100 IDEAS OF MEH

MEHでできる100のこと

「メムアース ホテル」のスタッフが提案する、
十勝を知る、楽しむ、味わう100のアイデア。

IDEA. 002

「自然菜園ふたば」で
収穫体験をする

十勝が誇る、自然農の第一人者を訪ねて

「メムアースホテル」で、広報を担当している山田です。今回は、地球に優しく、人にも優しい自然農を志す「自然菜園ふたば」さんをご紹介したいと思います。その前に、日本の食料自給率って、どのぐらいの数値かご存じですか? 農林水産省の2017年の発表によると、日本の食料自給率は38パーセント。約70パーセント近くを海外からの輸入に頼っている状況です。それに対して、十勝の食料自給率は、何と1200パーセント以上! 国内でもダントツの数値です。北海道全体の数値が200パーセントですから、その数値がいかにすごいかわかってもらえるかと思います(ちなみに東京は1パーセント)。その数値だけ見ると、大規模なジャガイモ農家などをイメージする人も多いと思いますが、十勝の農業はそれだけではないんです。

“土づくり”から、野菜づくりを学ぶ

私たち「メムアースホテル」の食を支えてくれている「自然菜園ふたば」の宇佐美亮さんは、日本の伝統的な農法から学び、無農薬・無化学肥料栽培で、少量多品目の野菜を育てている農家さん。自然環境との調和を目指し、作業機械や農業資材を化石燃料に頼らないローエネルギー農業を進めています。「メムアースホテル」では、そんな「自然菜園ふたば」さんにお邪魔して、自然農を学びながら収穫が体験できるツアーを行っています。まず、訪れた方が一様に驚かれるのは、手付かずに見える畑の光景。それはまさに自然の姿そのものです。「野菜が持つ本来の力を引き出すために、人は余計な手出しはしない」と宇佐美さん。美味しい野菜を作るには、人が手を加える必要があると思い込んでいたので、初めて訪れた時はカルチャーショックを受けました。そして、こだわりの“土づくり”! 宇佐美さん曰く、化石燃料に頼らない農業を目指す代わりに、畑の中にある生物資源に最大限頼っているのだそうです。雑草を刈り、刈った雑草を作物の周囲に敷き詰める「刈り敷き」を行うことで、雑草の成長を抑制し、土を保温・保湿。草が腐蝕していくにつれて堆肥化していき、いい土ができていくのだそうです。そう、宇佐美さんの農業は、畑の“土づくり”から始まるんです!

こだわりの野菜をその日のうちにテーブルへ。

宇佐美さんに農園を案内してもらいながら、実際に畑の土に触れ、自分で野菜を収穫する。これは本当に貴重な体験です! 収穫しながら、お野菜のつまみ食いもできちゃうのですが、これが本当にビックリするほど瑞々しくて、美味しい! 野菜の甘さや辛さがものすごく詰まっているんです。収穫した野菜は、自宅にお持ち帰りいただけるのはもちろん、その日のディナーに特別メニューとしてお出しすることもできます。野菜を育む土に触れ、畑の恵みを収穫して食べる。まさしく、五感を通じて味わう「食」は、自然の営みを知る機会と、さまざま学びを与えてくれるはずです。

Profile

山田奈穂子

Naoko Yamada

札幌市出身。ライフスタイルの変化を求め、十勝中札内村へ移住。管内での小学校教員を経てMEMU EARTH HOTELへ。ホテルでは、バトラー業務に加えてフラワーコーディネート・広報を務める。四季を生かしたハーバリウムづくりやキャンドルづくりなど、女性目線での体験をご提案させていただきます。

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