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100 IDEAS OF MEH

「坂根牧場」で酪農体験をする

「メムアース ホテル」のスタッフが提案する、
十勝を知る、楽しむ、味わう100のアイデア。

IDEA. 010

「坂根牧場」で酪農体験をする

「アニマルウェルフェア」というこれからの考え方

みなさん、突然ですが「アニマルウェルフェア」という言葉を聞いたことがありますか? 「アニマルウェルフェア」とは、家畜動物が快適に過ごせる環境を整えている牧場に対する認証のこと。ヨーロッパから始まった考え方で、50を超える項目で牧場の畜産環境を審査。

 

2020年の東京オリンピックでは、「アニマルウェルフェア」認証をクリアした食材でなければ、アスリートに提供できないこととなっています。今回、ご紹介する「坂根牧場」は、まだ日本では数少ない「アニマルウェルフェア」認証を取得した牧場のひとつ。そして、「メムアースホテル」の食を支えてくれている大切な存在でもあります。

牧草づくりにもこだわった放牧酪農

「坂根牧場」に行って、まず驚くのは、牛たちがのびのびと放牧されていること。お馴染みのホルスタインのほか、ジャージーやブラウンスイスといった品種も合わせ、現在約160頭の牛が牧場で暮らしています。そんな「坂根牧場」が放牧酪農をはじめたのは、2001年のこと。

 

科学分析による土壌検査を行い、栄養豊富な牧草をつくるなど、従来の常識にとらわれない方法で酪農の新しい可能性を提案しています。また、2014年からはチーズの製造にも着手。牧場内にある自宅横に工房を作り、「乳Life」というブランド名でチーズの販売も行なっています。

命について考える、貴重な酪農体験

観光牧場ではないので、通常見学等できませんが、「メムアースホテル」にご宿泊のお客様には、坂根さんのご好意により特別に見学や酪農体験も。この日は、坂根さんの案内で牧場を歩きながら牛を追い、生まれたばかりの子牛への哺乳体験もさせてもらいました。

 

『「アニマルウェルフェア」の認証を取ったことで、牛たちの暮らす環境を守る基準が自分たちにもできた』と話す坂根さん。十勝の酪農が始まったと言われる大樹町で4代続く、「坂根牧場」。その未来に向けた坂根さんの挑戦はこれからも続いていきます。

Profile

原田裕人

Hiroto Harada

宮崎県出身。東京で大手イベント会社・企画会社を経て「MEMU EARTH HOTEL」へ。バックパック一つでアメリカを横断した経験を持ち、自身のフィールドワークでもある、アクティビティの企画・開発を担当。秘境へのガイド、釣り・カヌー・ブッシュクラフトなど、十勝の風土を活かした様々な体験をご提案いたします。

PHOTO : NORIO KIDERA

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